デジタル簡易無線でパワーを測定したりアンテナのSWRを確認することはほとんど無い。技適の関係で指定された利得や形式のアンテナしか使えない。第一電波、コメットアンテナ、アンテナテクノロジーナテックが製造販売しているものを正しく接続して使えば問題が発生することは少ない。しかし何となく無線機やアンテナが調子が良くないと感じる時があります。そんな時は無線機の送信出力やアンテナマッチングを確認してみたくなりますね。アマチュア無線用を流用して測定することはできます。ただし専用では無いので正確ではない場合があります。

DAIWAのCN103Lは140~525MHz対応のSWR&POWER METERですがデジタル簡易無線登録局の351MHz帯では20%くらい多く振れる特性のようです。5Wのはずが6W振れていました。このパワー計の限らず第一電波工業のSX400やSX40C351MHz帯は多く振れる特性のようです。

SX40Cの海外向け説明書には220MHz帯場合「メーター読み×0.7W=実際の出力」のようです。351MHz帯ではどれくらいなんだろう。以前にメーカーが公表していた覚えがあります。

デジタル簡易無線用に改良してしまえ!と言うことで内部のメーター指示値を調整する半固定抵抗いじることにした

まずは持っているパワーメーターで一番正確であろうAgilentのV3500AでDJ-DPS70Eの出力を測定して5W出ていることを確認しました。このパワー計は以前にTELECで校正しています。20dBのアッテネータを通して入力。

ロスが極めて少ない状態で接続して5W振れるように半固定抵抗を調整した

ケーブルとMP⇔MP変換コネクタを使うとロスが発生するようです

変換コネクタがダメなのか0.5Wくらい落ちてます

この接続で5Wぴったりに調整しました

SMA→BNC→M→ケーブル→M→ケーブル→M こんなつなぎ方をすると

3.8Wくらいになってます コネクタの多用はダメですね

SMAP→MP この変換を使って直接つなぐと5W指示しました

351MHz用に調整したので144MHzや430MHzでは5Wを入力してもメーターは4W程度しか振れません。当然ですね。校正表を貼っておけばデジ簡以外を測定するときも間違えずに済みますね。

以前CQオームからデジタル簡易無線に対応したパワー計が販売されていましたが現在は無いみたいです。https://www.cqcqde.com/c/soldout/OHM351SWR

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