特小レピーターは有志によって常設されていたり、臨時的に山岳レピーターが設置されることがあります。趣味で楽しむライセンスフリー無線局向けの設定は下記の通りです。

 この中継器(DJ-P102R)の設定は本体のみではできません。電源ケーブルを差し込み電源を供給すると10秒間、リモコン設定モードになります。この間に中継器設定リモコン対応のアルインコ特小トランシーバーから設定情報を送信します。

リモコン設定対応機種
DJ-P221A/DJ-P222/DJ-P321/DJ-P322/DJ-P421/DJ-P422BT/DJ-PB27/DJ-P240/DJ-R200D


DJ-P321/P421
[▲]を押しながら電源を入れると「rEnCon」と表示されてリモコンモードになる。

DJ-R200D
モード12に変更するとリモコンモードになります。

DJ-P240
[モニター]を押しながら電源を入れると「rEnCon」と表示されてリモコンモードになる。


チャンネル (例L18)
設定するチャンネルは L10~L18 をお勧めします。b12~b29 はクレーン作業等の同時通話で長時間使用されることがあります。周辺の中継局の情報等を調査して同じチャンネルにならないように配慮が必要です。

グループ番号 (例L18-18)
グループコードの設定は 01~38 をお勧めします。39~50 は他社製トランシーバーでは設定できないことがあります。グループコードを設定しないと無関係の通信を中継してしまいますので必ず設定しましょう。

中継チャンネル周波数帯 (初期設定 b)
他社と互換性を持たせるため周波数帯を b に設定します。b にすることで中継器は440MHz帯で受信して421MHz帯で送信します。

中継ハングアップ (HuP-20)
中継ハングアップタイムを2秒に設定して途切れを防止します。レピーターから電波の送信が2秒間保持されるので直前までアクセスできていたか判断できます。

中継アラーム (AL-on)
中継アラームはオンにします。中継動作終了時に「ピーピープー」と送信されます。これはアルインコのレピーターにアクセスしている証拠となり遠方からアクセスを試みるときなどに目的のレピーター局にアクセスできているかの判断することができます。

中継自動接続手順 (At-oFF)
中継自動接続手順はオフにします。オンの場合は他社製トランシーバーからアクセスできない場合があります。これにより他社製トランシーバーでも動作開始の送信タイミングに関係なく中継が始まります。またオンの場合は中継動作が3分を超えると強制的に電波が止まってしまいますが、オフにすることで3分を超えても0.5秒後に復帰して中継が継続されスムーズな交信ができます。

ノイズキャンセラー (niS-on)
この設定は調査中です。周囲の音を抑えられ通話音声の明瞭度が上がることがあります。必要に応じてオンにします。


詳細取扱説明書 簡易取扱説明書

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です